クメール文字が、ごにょごにょでなく文字として見えてくる感動の瞬間

スオスダイ!Nancyです。前回のクメール語レッスンの後、プチュンバン(クメールお盆)の連休があり、レッスンはしばしお休みでした。が、その間の宿題として習った子音(20字)をノートいっぱいに書きました。

うーんぎこちない!最初はお手本を見て、見よう見まねでゆっくりと書いていたのですが、そのうち突然、文字に見える瞬間が来ました!

これ。カンボジアでは有名なペットボトルの水。ベトナムのLa Vieのような存在でどこでも売っています。
このごにょごにょ、もしかして…

វី តា ល់?

វ=v

ី=əi

ត=t

ា=a

ល=l

おお、Vital!!読めたー!

(ល់ この文字の上の縦棒がちょっとわかりませんが…しかしこの縦棒も水滴としてデザインの一部になっています)

英語表記でもiの点が水滴のデザインになっていました。

あーこんな風にクメール文字は書かれているんだ…

ゼロから話せるカンボジア語によると、クメール文字はこうやって出来ているそうです。

これ、私には衝撃だったんですが、クメール語の文字の構造はまず

1. 子音を真ん中に書き、

2. 脚文字(二つ目の子音のこと。もしあれば)を1の左右か下に書き、

3. 母音を1.2の左右か上に書きます

左から右へ、子音+母音、と表記する以外の方法があるなんて。もう、全く新しい世界です。

母音は独立していないので、子音にくっつくしかなく、母音 「記号」と呼ばれています。文字ですらない!子音が重要なんですね。この薄い丸の部分が子音なんですが、子音を取り囲むように母音記号をくっつけます。

Macでクメール語を打つため、キーボードビューワーを出してみました。

赤く囲んだ部分、「これは読めるわ!1から9と0の数字だ!」と感動したのですが、それもそのはず、実際のキーボードでも数字の場所でした。逆にいうと、クメール数字を読めるようにするためにキーボードビューワーを出してもいいかもしれません。

これは ៥០០=500リエルです。

お札もクメール数字で書かれているので、その確認などにいいかもしれません。(アラビア数字でも書かれていますが)

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